【問140】社会福祉士 練習問題|依存症と回復支援
医学概論・心理学と心理的支援 問15/25難易度B(標準)
問題文
依存症とその回復支援に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.アルコール依存症の回復では断酒の継続と自助グループの活用が重要である
- 2.ギャンブル等依存症は行動嗜癖ではなく物質依存に分類される疾患である
- 3.薬物依存症からの回復には家族による行動の監視だけで十分とされる
- 4.依存症は本人の意志の弱さが原因であり治療の対象にはならないとされる
解説
正解は1。アルコール依存症は再飲酒しやすい慢性疾患であり、治療の目標は原則として断酒の継続に置かれる。医療機関での治療に加え、断酒会やAA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループへの継続的な参加が回復を支える。2は誤り。ギャンブル等依存症は物質を摂取しない行動嗜癖に位置づけられ、ギャンブル等依存症対策基本法に基づく対策が進められている。3は誤り。家族の監視のみでは回復は難しく、専門治療、自助グループ、家族自身への支援を組み合わせる必要がある。4は誤り。依存症は意志の問題ではなく、治療と支援の対象となる疾患である。本試験では、依存症を疾患として捉える視点と自助グループの役割が問われる。