【問136】社会福祉士 練習問題|感染症の予防と感染経路
医学概論・心理学と心理的支援 問11/25難易度B(標準)
問題文
感染症の予防と標準予防策(スタンダードプリコーション)に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.標準予防策はすべての人の血液や体液や排泄物を感染性があるとみなす
- 2.標準予防策は感染症と診断された人に対してのみ適用される対策である
- 3.結核と麻疹は飛沫感染する疾患であり空気感染への対策は不要である
- 4.ノロウイルスによる感染性胃腸炎にはアルコール消毒が最も有効である
解説
正解は1。標準予防策は、感染症の診断の有無にかかわらずすべての人に適用し、血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜には感染性があるとみなして取り扱う考え方である。手指衛生と手袋やマスクなどの個人防護具の適切な使用が基本となる。2は誤り。診断された人に限らずすべての人に適用する点が標準予防策の本質である。3は誤り。結核、麻疹、水痘は空気(飛沫核)感染するため、標準予防策に加えて空気感染予防策が必要である。4は誤り。ノロウイルスはエンベロープを持たずアルコールが効きにくいため、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒と流水と石けんによる手洗いが基本である。本試験では、感染経路別予防策の対象疾患が問われる。