【問132】社会福祉士 練習問題|認知症の中核症状とBPSD
医学概論・心理学と心理的支援 問7/25難易度A(易しい)
問題文
認知症の中核症状と行動・心理症状(BPSD)に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.記憶障害や見当識障害は中核症状であり脳の器質的障害から直接生じる
- 2.徘徊や妄想は中核症状であり環境の調整によっては改善しないとされる
- 3.失行や失認は行動心理症状に分類され本人の性格に由来するとされる
- 4.抑うつや不安は中核症状であり認知症のすべての人に必ず出現する
解説
正解は1。中核症状は脳の器質的な障害から直接生じる症状であり、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、失語・失行・失認などが含まれる。これに対し行動・心理症状(BPSD)は、中核症状を背景に、本人の性格や環境、対人関係などの要因が加わって二次的に生じる症状で、徘徊、興奮、妄想、抑うつ、不安などが該当する。2は誤り。徘徊や妄想はBPSDであり、環境調整や関わり方の工夫で軽減しうる。3は誤り。失行や失認は中核症状である。4は誤り。抑うつや不安はBPSDであり、出現の有無や程度には個人差がある。本試験では、症状がどちらに分類されるかの仕分けが繰り返し問われる。