【問130】社会福祉士 練習問題|脳血管障害の種類と後遺症
医学概論・心理学と心理的支援 問5/25難易度B(標準)
問題文
脳血管障害とその後遺症に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.脳梗塞は脳の血管が詰まることで生じ脳出血は血管が破れて生じる
- 2.くも膜下出血の主な原因は脳動脈瘤の破裂ではなく細動脈の硬化である
- 3.右半球の損傷では失語症が生じやすく半側空間無視は生じにくいとされる
- 4.脳血管障害による片麻痺は脳の損傷を受けた側と同じ側に生じるとされる
解説
正解は1。脳血管障害は、血管が閉塞して脳組織が壊死する脳梗塞と、血管が破綻して出血する脳出血およびくも膜下出血に大別される。2は誤り。くも膜下出血の最も多い原因は脳動脈瘤の破裂であり、突然の激しい頭痛で発症することが多い。3は誤り。言語中枢は多くの人で左半球にあるため失語症は左半球損傷で生じやすく、半側空間無視は右半球損傷で左側を見落とす形で生じやすい。4は誤り。運動神経は延髄で交叉するため、片麻痺は損傷部位と反対側に出現する。本試験では、損傷部位と症状の左右関係、および失語症の型の区別が問われる。