【問128】社会福祉士 練習問題|老化に伴う身体機能の変化
医学概論・心理学と心理的支援 問3/25難易度B(標準)
問題文
加齢に伴う身体機能の変化に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.結晶性知能は加齢により急速に低下し流動性知能は比較的保たれやすい
- 2.動脈の弾力性が低下するため収縮期血圧が上昇しやすくなるとされる
- 3.肺活量が増加し残気量が減少するため呼吸機能はむしろ高まるとされる
- 4.唾液の分泌量が増加し嚥下反射も亢進するため誤嚥は起こりにくくなる
解説
正解は2。加齢により動脈壁の弾力性が失われて硬くなるため、収縮期血圧が上昇し、拡張期血圧は横ばいまたは低下して脈圧が大きくなる傾向がある。1は誤り。加齢の影響を受けやすいのは情報処理の速さなどの流動性知能であり、経験や知識に支えられる結晶性知能は高齢期まで比較的保たれる。3は誤り。加齢により肺の弾性収縮力が低下し、肺活量は減少して残気量は増加するため、呼吸機能は低下する。4は誤り。加齢により唾液分泌は減少し、嚥下反射や咳反射は低下するため、誤嚥や誤嚥性肺炎のリスクが高まる。本試験では、流動性知能と結晶性知能の区別、および誤嚥のリスク要因が繰り返し問われる。