【問121】社会福祉士 練習問題|仮釈放と生活環境の調整
障害者福祉・刑事司法と福祉 問21/25難易度C(難しい)
問題文
仮釈放及び生活環境の調整に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.仮釈放を許すか否かの決定は刑事施設の長が行うこととされているとされる
- 2.生活環境の調整は仮釈放が許された後に初めて開始される手続とされている
- 3.仮釈放中の者は保護観察に付されないまま社会内で生活することとされる
- 4.仮釈放の許可は地方更生保護委員会が決定し許された者は保護観察に付される
解説
正解は4。仮釈放は地方更生保護委員会の決定によって許され、仮釈放を許された者は残刑期間中、保護観察に付される。1は誤り。刑事施設の長は仮釈放の申出を行う立場にあり、許否を決定するのは地方更生保護委員会である。2は誤り。生活環境の調整は、収容中の段階から保護観察所の長が本人の帰住予定地の調査や引受人との調整を行うものであり、釈放後に開始されるものではない。3は誤り。仮釈放者は必要的に保護観察に付される。本試験では、地方更生保護委員会の権限として、仮釈放の許可、仮釈放の取消し、少年院からの仮退院の許可などが挙げられる点が問われるため、保護観察所の事務との区別を押さえておく必要がある。