【問102】社会福祉士 練習問題|障害者基本法の目的と障害者の定義
障害者福祉・刑事司法と福祉 問2/25難易度A(易しい)
問題文
障害者基本法が定める目的及び障害者の定義に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.障害及び社会的障壁により継続的に日常生活等に相当な制限を受ける者をいう
- 2.身体障害者手帳等の交付を実際に受けている者のみを法律上の障害者と定義している
- 3.定義される障害には発達障害や難病に起因する障害のある者は含まれていない
- 4.この法律の目的は障害者に対する医療費の給付手続を定めることに置かれる
解説
正解は1。障害者基本法は、障害者を、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものと定義する。社会的障壁とは、日常生活や社会生活を営むうえで障壁となる社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。2は誤り。定義は手帳の所持を要件としておらず、手帳がなくとも該当しうる。3は誤り。発達障害は明文で含まれ、その他の心身の機能の障害として難病に起因する障害も含まれる。4は誤り。同法の目的は、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられない共生社会の実現に向け、施策の基本原則を定めることにある。本試験では、社会的障壁を含む定義が社会モデルの反映である点が問われる。