【問70】社会福祉士 練習問題|障害者虐待防止法の対象と使用者による虐待
権利擁護を支える法制度 問20/25難易度C(難しい)
問題文
障害者虐待の防止に関する法律に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.この法律が対象とする障害者虐待は養護者によるものに限られている
- 2.使用者による虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は通報義務を負う
- 3.使用者による虐待の通報を受けた市町村が都道府県に報告する必要はない
- 4.障害者虐待の類型には放棄放置や経済的虐待は含まれないとされている
解説
正解は2。障害者虐待防止法は、養護者による虐待、障害者福祉施設従事者等による虐待、使用者による虐待の3類型を対象とし、いずれについても、虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は速やかに市町村または都道府県に通報しなければならないと定める。高齢者虐待防止法と異なり、通報は重大な危険の有無を問わず義務である。1は誤り。対象は3類型であり、養護者によるものに限られない。3は誤り。使用者による虐待の通報を受けた市町村は都道府県に報告し、都道府県は都道府県労働局に報告する仕組みがとられている。4は誤り。放棄放置と経済的虐待はいずれも類型に含まれる。本試験では、3類型と通報経路が問われる。