【問55】社会福祉士 練習問題|制限行為能力者の類型
権利擁護を支える法制度 問5/25難易度A(易しい)
問題文
民法が定める制限行為能力者に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.成年被後見人が単独でした日用品の購入も後から取り消すことができるとされる
- 2.未成年者が法定代理人の同意を得てした契約も常に取り消すことができる
- 3.被保佐人が保佐人の同意なく借財や保証をしても取り消すことはできない
- 4.被補助人が同意を要すると定められた行為を同意なくしたときは取り消せる
解説
正解は4。補助開始の審判では、家庭裁判所が特定の法律行為について補助人の同意を要する旨の審判をすることができ、その同意を得ないでした行為は本人または補助人が取り消すことができる。1は誤り。民法は、日用品の購入その他日常生活に関する行為については、成年被後見人の行為であっても取り消すことができないと定める。2は誤り。未成年者が法定代理人の同意を得てした行為は有効であり、取り消すことはできない。3は誤り。借財または保証をすることは保佐人の同意を要する行為として民法に列挙されており、同意のない行為は取り消すことができる。本試験では、日常生活に関する行為が取消しの対象外である点が頻出である。