【問49】社会福祉士 練習問題|全世代型社会保障
社会保障 問24/25難易度C(難しい)
問題文
全世代型社会保障をめぐる考え方に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.全世代型社会保障とは高齢者向けの給付のみを拡充する方針を指している
- 2.子育て世代を含む全世代を給付と負担の両面で支える考え方とされている
- 3.社会保障の給付は現役世代に限定し高齢者を対象から外す考え方である
- 4.社会保障制度改革は法律に基づかず各自治体の裁量のみで進められてきた
解説
正解は2。全世代型社会保障は、高齢者中心となりがちであった社会保障の給付と負担の構造を見直し、子育て世代や現役世代を含むすべての世代が支え合う仕組みへと転換する考え方である。社会保障・税一体改革以来、少子化対策や子ども・子育て支援の強化、負担能力に応じた負担の考え方の徹底が課題とされてきた。1は誤り。高齢者向け給付のみの拡充を意味するものではなく、子育て支援などの拡充を含む。3は誤り。高齢者を対象から外すのではなく、全世代を対象とする点に趣旨がある。4は誤り。社会保障制度改革推進法や社会保障改革プログラム法など、法律に基づいて進められてきた。本試験では改革の理念と関連立法の位置づけが問われる。