【問50】社会福祉士 練習問題|諸外国の社会保障制度の特徴
社会保障 問25/25難易度C(難しい)
問題文
諸外国の社会保障制度の特徴に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.イギリスの国民保健サービスは社会保険料のみを財源として運営される
- 2.ドイツはビスマルクのもとで世界初の公的扶助制度を創設した国である
- 3.スウェーデンは公的な社会サービスを縮小し民間保険中心の体制をとる
- 4.アメリカには高齢者向けのメディケアと低所得者向けのメディケイドがある
解説
正解は4。アメリカは公的な医療保障を全国民に及ぼす制度をもたず、公的医療保障は主として高齢者や一定の障害がある者を対象とするメディケアと、低所得者を対象とするメディケイドに限られ、現役世代の多くは民間医療保険に加入する。1は誤り。イギリスの国民保健サービス(NHS)は税を主たる財源とし、原則として自己負担なく医療を提供する仕組みである。2は誤り。ビスマルクのもとでドイツが世界で最初に創設したのは疾病保険をはじめとする社会保険であり、公的扶助ではない。3は誤り。スウェーデンは高い税負担のもとで普遍主義的な社会サービスを提供する国であり、民間保険中心ではない。本試験ではエスピン・アンデルセンの福祉レジーム論とあわせて問われる。