【問20】社会福祉士 練習問題|福祉政策の構成要素 現金給付と現物給付
社会福祉の原理と政策 問20/25難易度A(易しい)
問題文
福祉政策における現金給付と現物給付に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.現金給付は利用者の選択の幅が狭く使途が厳しく限定される給付である
- 2.現物給付はサービスや物品そのものを提供する給付の形態である
- 3.保育所における保育の提供は現金給付の典型例に分類されている
- 4.現物給付は所得の再分配の機能を全く持たないと整理されている
解説
正解は2。現物給付は、金銭ではなくサービスや物品そのものを提供する給付の形態であり、介護サービスや医療サービス、保育の提供などが該当する。これに対し現金給付は、年金や児童手当のように金銭を支給する形態である。1は誤り。現金給付は使途が原則として自由であり、利用者の選択の幅は現物給付より広い。3は誤り。保育所における保育の提供はサービスそのものの提供であるから現物給付に分類される。4は誤り。現物給付も、負担能力に応じた費用負担と組み合わせることで所得再分配の機能を果たす。本試験では、両者の具体例の振り分けと、選択の自由や使途の制約という特徴の対応が問われる。