【問19】社会福祉士 練習問題|社会福祉の対象 普遍主義と選別主義
社会福祉の原理と政策 問19/25難易度B(標準)
問題文
社会福祉における普遍主義と選別主義に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.選別主義は資力調査などにより対象を限定して給付する方式である
- 2.普遍主義は資力調査を行い低所得者に限って給付する方式である
- 3.選別主義はスティグマを生じさせにくいという利点を持つとされる
- 4.普遍主義は給付の対象が限られるため財政の負担が小さいとされる
解説
正解は1。選別主義は、資力調査や所得制限によって対象者を限定し、必要度の高い者に資源を集中させる方式である。効率的に資源を配分できる一方で、対象者の選別に伴うスティグマや、申請をためらうことによる漏給が生じやすい。2は誤り。資力調査により対象を限定するのは選別主義であり、普遍主義は特定の要件を満たすすべての人を対象とする。3は誤り。スティグマを生じさせにくいのは、対象を限定しない普遍主義の利点として説明される。4は誤り。普遍主義は対象が広いため財政の負担は大きくなりやすく、負担が小さいとされるのは選別主義である。本試験では、両者の長所と短所を入れ替えた選択肢の識別が問われる。