【問15】社会福祉士 練習問題|ノーマライゼーションの思想
社会福祉の原理と政策 問15/25難易度A(易しい)
問題文
ノーマライゼーションの思想に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.バンクミケルセンはデンマークで知的障害者の処遇改善の運動に関わった
- 2.ニィリエはアメリカで施設への収容を推進する立場から理論を展開した
- 3.ニィリエは知的障害者を一般社会から分離する必要性を強く主張した
- 4.ノーマライゼーションは障害者を健常者に近づけて訓練する思想である
解説
正解は1。ノーマライゼーションの理念は、デンマークのバンクミケルセンが知的障害者の親の会の運動にかかわり、大規模施設での処遇を改め障害者が可能な限り通常の生活条件で暮らせるようにすべきだと主張したことに始まる。この理念はその後スウェーデンのニィリエによって整理され、国際的に広まった。2は誤り。ニィリエはスウェーデンの人物であり、施設収容の推進ではなく通常の生活リズムや生活条件の保障を説いた。3は誤り。ニィリエは分離ではなく、一日、一週間、一年の通常のリズムなどを保障することを内容とする原理を示した。4は誤り。この理念は障害者を変えるのではなく、社会の側の生活条件を通常のものに近づけることを求める。本試験では、二人の国名と役割の取り違えが問われる。