【問14】社会福祉士 練習問題|地域共生社会の理念
社会福祉の原理と政策 問14/25難易度B(標準)
問題文
地域共生社会の理念に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.支え手と受け手に分かれず住民が地域をともに創ることを目指す
- 2.対象者の属性ごとに縦割りの相談窓口を強化することを目指す
- 3.公的な福祉サービスを縮小し地域の互助のみに委ねる考え方である
- 4.高齢者分野のみを対象とし障害や子どもの分野は含まれていない
解説
正解は1。地域共生社会は、制度や分野ごとの縦割りや、支え手と受け手という関係を超えて、地域住民や多様な主体が地域をともに創っていく社会を目指す理念である。社会福祉法には、地域住民等が地域生活課題を把握し支援関係機関と連携して解決を図るという地域福祉の推進の規定や、市町村による包括的な支援体制の整備の規定が置かれている。2は誤り。地域共生社会は属性別の縦割りを超えた包括的な相談支援を志向する。3は誤り。公的責任を後退させて互助に委ねるものではなく、専門的な支援体制の整備を市町村の取組として位置づけている。4は誤り。高齢、障害、子ども、生活困窮などの分野を横断する理念である。本試験では、包括的支援体制の整備と結びつけて問われる。