【問7】社会福祉士 練習問題|ベヴァリッジ報告と5つの巨人悪
社会福祉の原理と政策 問7/25難易度B(標準)
問題文
ベヴァリッジ報告に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.五つの巨人悪として窮乏と疾病と無知と不潔と怠惰の克服が掲げられた
- 2.社会保険ではなく資力調査を伴う公的扶助を中心として構想されていた
- 3.報告は第二次世界大戦後のアメリカ合衆国において取りまとめられた
- 4.均一拠出均一給付ではなく所得比例の拠出と給付が原則とされていた
解説
正解は1。一九四二年のベヴァリッジ報告は、社会再建を阻む五つの巨人悪として窮乏、疾病、無知、不潔、怠惰を挙げ、そのうち窮乏に対処する手段として社会保険を中心とする所得保障の体系を提案した。2は誤り。報告はナショナルミニマムの保障を資力調査のない社会保険によって行うことを中心に据え、公的扶助は補足的な位置づけとした。3は誤り。報告は第二次世界大戦のさなかのイギリスで、政府の委員会の報告としてまとめられたものである。4は誤り。報告は均一拠出均一給付を原則とし、これが後の国民保険法の骨格となった。本試験では、五つの巨人悪の内容と、社会保険を中心とする構想である点が繰り返し問われる。