【問3】社会福祉士 練習問題|貧困の概念 絶対的貧困と相対的貧困
社会福祉の原理と政策 問3/25難易度A(易しい)
問題文
貧困の概念に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.絶対的貧困は社会の標準的な生活様式との比較によって測定される概念である
- 2.相対的貧困は生存に必要な最低限の食料の充足のみによって判定される
- 3.相対的剥奪はタウンゼントが提唱し社会慣習からの排除を捉える概念である
- 4.相対的貧困率は世帯が保有する資産の総額を基準として算出される指標である
解説
正解は3。タウンゼントは、その社会で当然とされる生活様式や社会活動への参加から締め出されている状態を相対的剥奪として概念化し、貧困を所得の不足だけでなく社会的な参加の欠如として捉える道を開いた。1は誤り。社会の標準的な生活水準との比較で測られるのは相対的貧困であり、絶対的貧困は生存に必要な最低限の水準を基準とする。2は誤り。生存に必要な最低限の充足で判定するのは絶対的貧困の考え方である。4は誤り。相対的貧困率は等価可処分所得の中央値の半分を貧困線とし、それを下回る者の割合として算出される所得指標であり、資産総額を基準とはしない。本試験では、絶対と相対の基準の入れ替えが最頻出の誤答パターンである。