【問178】教員採用試験 一般教養 練習問題|敬語の使い分け
一般教養 問3/25難易度A(易しい)
問題文
来校した保護者に対する教員の言葉遣いとして、敬語の用法が最も適切なものはどれか。
- 1.校長先生が資料を拝見されましたので後ほどご説明いたします
- 2.校長がお目にかかりたいと申しておりますので少々お待ちください
- 3.お渡しした案内文をご覧になってからお持ち帰りしてください
- 4.ご不明な点がありましたら職員室まで遠慮なくお伺いください
解説
正解は2。保護者は外部の相手であり、校長は自分側の人間である。したがって校長の動作には謙譲語を用い、「会う」の謙譲語である「お目にかかる」、「言う」の丁重語である「申す」を使うのが正しい。校長に敬称を付けない点も適切である。1は誤り。「拝見する」は自分側の動作に用いる謙譲語であり、身内である校長の動作に使えないうえ、「拝見される」は謙譲語に尊敬の助動詞を重ねた誤用である。3は誤り。「お持ち帰りする」は謙譲語の形であり、相手である保護者の動作には「お持ち帰りください」と尊敬語を用いる。4は誤り。「伺う」は謙譲語で自分が尋ねる場合に使う語であり、相手の動作には「お尋ねください」とする。敬語の分類と話し手と相手の関係を照合させる出題が頻出である。