【問154】教員採用試験 教職教養 練習問題|教育DXと教育データの利活用
教育時事(答申・国の施策) 問4/25難易度B(標準)
問題文
国が進める教育のデジタルトランスフォーメーションと教育データの利活用の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.教育データの標準化を進め安全に利活用できる環境を整えることが柱である
- 2.児童生徒の個人情報を本人の同意なく民間事業者へ提供することが柱である
- 3.紙の帳簿を維持したまま統計処理だけを電子化することが唯一の目的である
- 4.データの取扱いは各学校の判断に委ねられ国が指針を示すことはできない
解説
正解は1。教育データの利活用は、学習履歴や校務のデータを紙のまま蓄積するのではなく、データの意味やフォーマットをそろえる標準化を進め、個人情報保護やセキュリティを確保したうえで指導や学校運営の改善に生かすことを基本とする。校務系と学習系のデータ連携、教職員の負担軽減、児童生徒本人が自らの学びを振り返れるようにすることが目指されている。2は誤り。個人情報の取扱いは個人情報保護法制に従う必要があり、同意なき第三者提供を柱とすることはあり得ない。3は誤り。校務のデジタル化は帳簿の電子化にとどまらず業務プロセスの見直しを含む。4は誤り。国は教育データの標準化や利活用に関する指針を示している。本試験では標準化とセキュリティ確保の両立が問われる。