【問152】教員採用試験 教職教養 練習問題|個別最適な学びと協働的な学び
教育時事(答申・国の施策) 問2/25難易度B(標準)
問題文
「令和の日本型学校教育」答申が示した個別最適な学びの説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.習熟度別の学級編制を全ての学校に対して一律に義務づける制度である
- 2.家庭での学習を中心に据えて学校での一斉指導を廃止する学習形態である
- 3.指導の個別化と学習の個性化を学習者の視点から整理した概念である
- 4.個人で学習を完結させ他者と関わる場面を設けない学習形態である
解説
正解は3。答申は、教師視点からの「個に応じた指導」を学習者の視点から整理し直した概念として「個別最適な学び」を用いる。その内容は、支援が必要な子供により重点的な指導を行うなど指導方法や教材を工夫する「指導の個別化」と、子供の興味・関心に応じて学習活動や学習課題に取り組む機会を提供する「学習の個性化」の二つからなる。答申は、個別最適な学びが孤立した学びに陥らないよう、探究的な学習や体験活動を通じた「協働的な学び」と一体的に充実させることを求めている。1は誤り。習熟度別編制の一律義務づけは示されていない。2は誤り。学校における一斉指導を廃止する趣旨ではない。4は誤り。孤立した学びに陥ることは答申が明確に戒めている。本試験では二つの学びの一体的充実という表現が頻出である。