【問124】教員採用試験 教職教養 練習問題|パーソナリティ理論と防衛機制
教育心理 問24/25難易度C(難しい)
問題文
パーソナリティ理論と防衛機制に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.クレッチマーは特性論の立場から性格を連続的な次元で捉えようとした
- 2.オルポートは体格と気質の対応に基づく類型論を体系化した研究者である
- 3.反動形成とは抑圧した欲求と正反対の態度や行動をとる防衛機制である
- 4.昇華とは受け入れがたい欲求を他者に帰属させる防衛機制のことである
解説
正解は3。防衛機制は、受け入れがたい欲求や不安から自我を守るために働く無意識の心の仕組みであり、フロイトが着想しアンナ・フロイトが整理した。反動形成は、抑圧した欲求と正反対の態度や行動を強調して示すもので、憎しみを抱く相手に過度に丁寧に接するような場合が当たる。1は誤り。クレッチマーは細長型・肥満型・闘士型といった体格と気質の対応を論じた類型論の代表であり、特性論の立場ではない。2は誤り。オルポートは性格を複数の特性の量的な組合せとして捉える特性論を体系化した研究者であり、体格に基づく類型論を唱えたのはクレッチマーである。4は誤り。受け入れがたい欲求を他者のものとみなすのは投影であり、昇華は欲求を社会的に承認される活動へ振り向けることをいう。本試験では、類型論と特性論の代表者、および防衛機制の名称と内容の対応が問われる。