【問122】教員採用試験 教職教養 練習問題|診断的評価・形成的評価・総括的評価
教育心理 問22/25難易度A(易しい)
問題文
実施の時期による教育評価の種類に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.診断的評価は指導の途中で行い指導計画の修正に用いる評価である
- 2.総括的評価は指導に先立って前提となる学力を把握する評価である
- 3.形成的評価は指導の過程で学習の状況を把握し指導の改善に生かす
- 4.指導前に行う評価は事前の学力差を把握する目的では用いられない
解説
正解は3。ブルームらは、評価を実施の時期と機能によって三つに分類した。診断的評価は指導に先立って前提となる知識や技能、既有の経験を把握し、指導計画の立案に生かす評価である。形成的評価は指導の過程で行い、学習の進み具合やつまずきを把握して指導方法や学習活動の改善に用いる評価であり、成績づけを主目的としない点に特徴がある。総括的評価は単元や学期の終了時に行い、学習の成果を総合的に判定する評価である。1は誤り。指導の途中で行い計画の修正に用いるのは形成的評価であり、診断的評価の説明ではない。2は誤り。指導に先立って行うのは診断的評価であり、総括的評価は指導の終了時に位置づく。4は誤り。指導前に行う診断的評価の目的にはまさに学力の実態や差の把握が含まれる。本試験では、三つの評価と時期の対応が繰り返し問われる。