【問112】教員採用試験 教職教養 練習問題|発見学習と有意味受容学習
教育心理 問12/25難易度B(標準)
問題文
発見学習と有意味受容学習に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.ブルーナーは教師が結論を先に示す受容学習を最も有効な方法とした
- 2.オーズベルは先行オーガナイザーを用いた有意味受容学習を提唱した
- 3.有意味受容学習は既有知識と関連づけない機械的な暗記を重視している
- 4.発見学習は知識の結果のみを効率よく伝達することを目的としている
解説
正解は2。オーズベルは学習を、受容学習か発見学習かという軸と、有意味学習か機械的学習かという軸で整理し、教師が体系的に提示する受容学習であっても、学習者の既有知識と結びつけば有意味学習となると主張した。その際、これから学ぶ内容を包括する枠組みをあらかじめ与える先行オーガナイザーの活用を重視した。1は誤り。結論を先に示す受容学習の有効性を主張したのはオーズベルであり、ブルーナーは学習者自身が法則や概念を見いだす発見学習を提唱した。3は誤り。有意味受容学習は新しい情報を既有の認知構造に関連づけることを本質とし、機械的暗記とは対極に位置づけられる。4は誤り。発見学習は知識が生み出される過程を学習者自身がたどることを重視しており、結果の効率的伝達を目的とするものではない。本試験では、二人の主張の対比がそのまま出題される。