【問110】教員採用試験 教職教養 練習問題|強化と罰・プログラム学習
教育心理 問10/25難易度B(標準)
問題文
強化と罰およびプログラム学習に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.負の強化とは嫌悪刺激を与えることで行動の生起頻度を下げる操作である
- 2.連続強化は部分強化に比べて形成された行動が消去されにくいとされる
- 3.プログラム学習は学習者の反応に対する即時の確認を行わない点に特徴がある
- 4.スキナーのプログラム学習はスモールステップと自己ペースの原理に基づく
解説
正解は4。スキナーはオペラント条件づけの原理を教授に応用してプログラム学習を提唱し、学習内容を細かい段階に分けるスモールステップの原理、学習者が反応するたびに正誤を知らせる即時確認の原理、学習者自身の進度で進める自己ペースの原理、学習者が積極的に反応する積極的反応の原理などを示した。1は誤り。負の強化は嫌悪刺激を取り除くことで行動を増加させる操作であり、嫌悪刺激の提示によって行動を減少させるのは正の罰である。2は誤り。毎回強化する連続強化よりも、時々強化する部分強化のほうが形成された行動は消去されにくく、この現象は部分強化効果と呼ばれる。3は誤り。即時確認はプログラム学習の中心的な原理であり、これを行わないという記述は当てはまらない。本試験では、正負と強化・罰の四つの組合せを整理できているかが問われる。