【問109】教員採用試験 教職教養 練習問題|古典的条件づけと道具的条件づけ
教育心理 問9/25難易度A(易しい)
問題文
条件づけに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.パブロフの実験では餌が条件刺激でありメトロノームの音が無条件刺激である
- 2.古典的条件づけでは中性刺激と無条件刺激の対提示により条件反応が生じる
- 3.スキナー箱の実験は自発的な反応を伴わない反射の形成を扱っている
- 4.オペラント条件づけでは反応に先行する刺激だけが行動の頻度を決める
解説
正解は2。パブロフが見出した古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)は、それ自体では反応を引き起こさない中性刺激を、無条件反応を引き起こす無条件刺激と繰り返し対提示することで、中性刺激が条件刺激となり単独で条件反応を引き起こすようになる過程である。1は誤り。唾液分泌を無条件に引き起こす餌が無条件刺激であり、対提示されるメトロノームの音が条件刺激となるので、両者が入れ替わっている。3は誤り。スキナー箱の実験は、レバー押しのように個体が自発する行動が、その結果によって生起頻度を変える道具的条件づけ(オペラント条件づけ)を扱っており、不随意的な反射の形成ではない。4は誤り。オペラント条件づけでは反応に後続する結果、すなわち強化や罰が行動の頻度を左右する。本試験では、二つの条件づけの用語の対応関係が繰り返し問われる。