【問106】教員採用試験 教職教養 練習問題|生態学的システム理論
教育心理 問6/25難易度C(難しい)
問題文
ブロンフェンブレンナーの生態学的システム理論に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.マイクロシステムは子どもが直接関わる家庭や学校などの場を指している
- 2.メゾシステムは子どもが直接は参加しない親の職場などの環境を指す
- 3.エクソシステムは家庭と学校といった場どうしの結びつきを指している
- 4.マクロシステムは個人の生涯にわたる時間の経過に伴う変化のみを表す層である
解説
正解は1。ブロンフェンブレンナーは、発達する個人を入れ子状の環境システムの中で捉え、マイクロシステム、メゾシステム、エクソシステム、マクロシステム、さらにクロノシステムを区別した。マイクロシステムは家庭、学校、仲間集団など、子ども自身が直接参加して相互作用する場である。2は誤り。子どもが直接は参加しないが影響を受ける親の職場や地域の行政などはエクソシステムであり、メゾシステムの説明ではない。3は誤り。家庭と学校の連携のように、複数のマイクロシステムどうしの関係を指すのがメゾシステムである。4は誤り。時間の経過に伴う環境や個人の変化を扱う層はクロノシステムであり、マクロシステムは法制度、文化、価値観など社会全体を覆う枠組みを指す。本試験では、五つの層の名称と具体例の対応を入れ替えた選択肢で問われる。