【問76】教員採用試験 教職教養 練習問題|生徒指導の意義
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問1/25難易度A(易しい)
問題文
生徒指導提要(改訂版)が示す生徒指導の意義として、最も適切なものはどれか。
- 1.問題行動を起こした児童生徒を校則に従わせ取り締まることを中心とする活動である
- 2.学習指導とは切り離された領域であり教育課程外の場面に限って行われる活動である
- 3.特別な配慮を要する一部の児童生徒だけを対象として個別に行われる治療的活動である
- 4.児童生徒が自発的主体的に成長や発達する過程を支える機能をもつ教育活動である
解説
正解は4。生徒指導提要(改訂版)は、生徒指導を、児童生徒が社会の中で自分らしく生きることができる存在へと自発的・主体的に成長や発達する過程を支える教育活動と定義する。その目的は、児童生徒一人一人の個性の発見とよさや可能性の伸長、社会的資質・能力の発達を支えることにあり、最終的には自己指導能力の獲得を目指す。1は誤り。取締りや制裁は生徒指導の本質ではなく、支える働きこそが中核である。2は誤り。生徒指導は教育課程の内外を問わず学校の教育活動全体を通じて行われ、学習指導と相互に関連する。3は誤り。生徒指導は全ての児童生徒を対象とし、一部の者への治療的援助に限られない。本試験では、生徒指導が消極的な取締りではなく積極的な成長支援であるという定義の理解が繰り返し問われる。