【問51】教員採用試験 教職教養 練習問題|学習指導要領の法的性格と教育課程の編成主体
教育原理(学習指導要領と教育課程) 問1/25難易度A(易しい)
問題文
学習指導要領の法的性格と教育課程の編成主体に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.学習指導要領は指導上の助言であり法的拘束力を持たず各教員が任意に扱える
- 2.学習指導要領は大綱的基準であり教育課程は各学校が編成の主体となる
- 3.教育課程は市町村教育委員会が編成し各学校は示された内容を実施する
- 4.教育課程は校長が個人的な方針で編成し学習指導要領の内容に拘束されない
解説
正解は2。学習指導要領は学校教育法及び同法施行規則の委任に基づき文部科学大臣が公示する教育課程の基準であり、判例上も法的拘束力を持つ大綱的基準と解されている。学校教育法施行規則は各学校の教育課程を学習指導要領によるものと定め、学習指導要領総則は各学校が児童生徒の実態や地域の実情を踏まえて教育課程を編成すると示している。すなわち編成の主体は各学校であり、その責任者は校長である。1は誤り。単なる助言ではなく基準としての法的拘束力を持つ。3は誤り。教育委員会は指導助言や管理を行うが、編成主体は各学校である。4は誤り。校長は責任者であるが、編成は学習指導要領等の基準に従わなければならない。本試験では編成主体と大綱的基準の理解が繰り返し問われる。