【問27】教員採用試験 教職教養 練習問題|法令等及び上司の職務上の命令に従う義務
教育法規(教職員の身分・服務・学校運営) 問2/25難易度B(標準)
問題文
地方公務員法32条が定める法令等及び上司の職務上の命令に従う義務に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.上司の職務命令は内容にかかわらず職員を拘束し重大かつ明白な瑕疵があっても従う
- 2.法令や条例等に従うとともに上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない
- 3.従う義務があるのは職務上の命令に限られ身分上の命令には及ばないとされている
- 4.二人以上の上司から命令が発せられた場合は職員が自らその一つを選んで従う
解説
正解は2。地方公務員法32条は、職員はその職務を遂行するに当たって法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、かつ上司の職務上の命令に忠実に従わなければならないと定める。職務命令には、職務の遂行そのものに関する職務上の命令と、職務外の生活にも及ぶ身分上の命令とがあり、職員はいずれにも従う義務を負う。1は誤り。重大かつ明白な瑕疵がある命令は当然に無効であり、職員はこれに従う義務を負わない。3は誤り。研修命令や名札の着用のような身分上の命令にも従う義務がある。4は誤り。命令が矛盾する場合は上級の上司の命令が優先し、職員が任意に選択できるわけではない。本試験では、違法な職務命令に従う義務があるかが頻出の論点である。