【問183】管理業務主任者 練習問題|換気設備の種類と24時間換気
建築設備 問23/25難易度C(難しい)
問題文
マンションの換気設備の種類とシックハウス対策としての24時間換気に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.換気設備は給気・排気とも機械の第1種、給気のみ機械の第2種、排気のみ機械の第3種に分かれ、シックハウス対策として24時間換気の設置が求められる。
- 2.第2種換気方式は、給気・排気の両方を機械により強制的に行う方式であり、住戸の便所や浴室など臭気やほこりがこもりやすい場所の局所換気として最も広く一般的に用いられているとされている。
- 3.第3種換気方式は、給気を機械により行い排気を自然に行う方式であり、室内を正圧に保つことで屋外からの汚染物質の侵入を防ぐことができるとされている。
- 4.シックハウス対策としての24時間換気システムの設置は、床面積の大きい住戸に限って義務付けられており、小規模な住戸には設置義務がないとされている。
解説
正解は1。換気設備は給気と排気をどのように行うかによって分類され、給気・排気の両方を機械(ファン)で行う第1種換気、給気を機械で行い排気を自然に行う第2種換気、給気を自然に行い排気を機械で行う第3種換気に大別される。第3種換気は室内が負圧になるため、便所や浴室など汚染物質や臭気を他の部屋に拡散させたくない箇所の局所換気として広く用いられる。建築基準法では、内装材から発散するホルムアルデヒドなどによるいわゆるシックハウス症候群を防止するため、居室には原則として常時作動する24時間換気システムの設置が義務付けられている。2は誤り。給気・排気ともに機械で行うのは第1種換気の説明であり、第2種換気は排気を自然に行う方式である。3は誤り。給気を機械、排気を自然に行うのは第2種換気であり、第3種換気は逆に給気を自然、排気を機械で行い室内を負圧に保つ方式である。4は誤り。24時間換気システムの設置義務は居室全般を対象とするものであり、床面積の大小によって適用が左右されるものではない。本試験では、第1種から第3種までの給排気の組み合わせと、正圧・負圧の関係を整理して覚えておきたい。