【問173】管理業務主任者 練習問題|ディスポーザ排水処理システム
建築設備 問13/25難易度B(標準)
問題文
マンションにディスポーザを設置する場合の排水処理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ディスポーザで粉砕した生ごみは、そのまま通常の排水管に流しても管の詰まりや下水処理施設への負荷増大のおそれはなく、特別な処理装置を設けなくても衛生上は全く問題がないとされている。
- 2.ディスポーザ排水処理システムとは、生ごみを粉砕した後にそのまま浄化槽を経由せず公共下水道に直接放流する仕組みのことをいい、専用の処理槽を設ける必要はないとされている。
- 3.ディスポーザを単体で排水管に接続すると管の詰まりや処理施設への負荷増大のおそれがあるため、専用の排水処理槽を経由させるシステムとして設置する必要がある。
- 4.ディスポーザ排水処理システムを導入すれば、生ごみの粉砕から処理槽での処理まで管理組合による保守点検は一切不要になり、設置後の維持管理の負担はなくなるとされている。
解説
正解は3。ディスポーザは台所の排水口に生ごみを投入し粉砕する設備であるが、粉砕した生ごみをそのまま単体で通常の排水管に流すと、油脂分や固形物により排水管が詰まったり、下水処理施設や浄化槽の処理能力を超える負荷を与えたりするおそれがある。そのため、多くの場合、粉砕された生ごみを専用の排水処理槽で処理してから排水するディスポーザ排水処理システムとして設置することが求められる。1は誤り。単体でそのまま排水管に流すことは詰まりや処理施設への負荷の観点から問題があるとされている。2は誤り。処理システムは専用の処理槽を経由させる仕組みであり、処理槽を設けずに直接放流するものではない。4は誤り。処理槽には微生物やろ材などが用いられ、正常に機能させるためには管理組合による定期的な保守点検が必要である。本試験では、ディスポーザを単体で設置することの問題点と処理システムの必要性を理解しておきたい。