【問104】管理業務主任者 練習問題|当月分の管理費入金を計上する基本仕訳
管理組合の会計と仕訳 問4/20難易度A(易しい)
問題文
甲マンション管理組合(会計年度は4月1日から翌年3月31日まで)において、令和8年3月分の管理費500,000円の全額が同年3月中に管理組合の口座に入金された。この取引に関する3月の仕訳として最も適切なものはどれか。
- 1.(借方)現金預金 500,000 /(貸方)前受金 500,000
- 2.(借方)管理費収入 500,000 /(貸方)現金預金 500,000
- 3.(借方)現金預金 500,000 /(貸方)管理費収入 500,000
- 4.(借方)未収金 500,000 /(貸方)管理費収入 500,000
解説
正解は3。3月分の管理費は3月に発生した収入であり、同月中に全額が入金されているので、資産である現金預金の増加500,000円を借方に、管理費収入の発生500,000円を貸方に記入する。当月分が当月中に入金される最も基本的なケースであり、未収金や前受金といった経過勘定は生じない。1は誤り。前受金は翌月分以降の管理費を当月に受け取った場合に用いる負債の科目であり、当月分の入金には用いない。2は誤り。借方と貸方が逆であり、この仕訳では現金預金が減少し、管理費収入が取り消されることになってしまう。4は誤り。未収金は発生した管理費が未入金である場合に計上する資産の科目であり、全額入金済みの本問では用いない。本試験の仕訳問題では、まず「いつの分か(当月分・翌月分・前月分)」と「入金の有無」を確認し、収入の計上時期と経過勘定の要否を判断するのが定石である。