【問79】管理業務主任者 練習問題|管理委託契約の解除
管理委託契約と標準管理委託契約書 問14/15難易度C(難しい)
問題文
標準管理委託契約書における契約の解除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.相手方が契約に定めるいずれかの義務の履行を怠った場合であっても、催告の手続を経ることなく直ちに契約を解除することができるとされている。
- 2.契約の解除は管理組合からのみ行うことができるものとされており、管理業者側から管理組合の義務違反を理由として契約を解除することは一切認められていない。
- 3.管理業者が銀行取引停止処分を受けた場合であっても、まず相当の期間を定めて催告をしなければ契約を解除することはできない。
- 4.管理業者について破産手続開始の申立てがあったときや、反社会的勢力に該当することが判明したときは、催告をすることなく契約を解除することができる。
解説
正解は4。標準管理委託契約書上、相手方が契約に定める義務の履行を怠ったときは催告の上で解除できる(催告解除)のが原則であるが、管理業者について銀行取引停止処分、破産手続開始・会社更生・民事再生等の申立て、又は反社会的勢力に該当することが判明した場合などは、催告をすることなく直ちに契約を解除できる無催告解除事由とされている。1は誤り。義務違反一般については原則として催告を要する。2は誤り。解除は管理組合側からだけでなく管理業者側からも相手方の義務違反を理由に行うことができる。3は誤り。銀行取引停止処分は無催告解除事由の典型であり、催告を要しない。催告解除と無催告解除の事由の区別が繰り返し問われる。