【問78】管理業務主任者 練習問題|管理業者の免責事項
管理委託契約と標準管理委託契約書 問13/15難易度C(難しい)
問題文
標準管理委託契約書における管理業者の免責に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.管理業者は、いかなる原因により組合員等に生じた損害についても、故意又は過失の有無を問わず一切責任を負わない旨が定められている。
- 2.管理業者は、天災地変等の不可抗力による損害及び管理組合の指示に基づき行った措置により生じた損害については、責任を負わないものとされている。
- 3.管理業者の免責が認められるのは管理組合が損害保険に加入している場合に限られ、保険未加入の場合には天災地変による損害についても責任を負う。
- 4.管理業者は管理員業務についてのみ免責が認められ、事務管理業務において生じた損害については免責が一切認められない。
解説
正解は2。標準管理委託契約書上、天災地変等の不可抗力による損害や、管理組合の指示に基づいて行った措置の結果生じた損害については、管理業者は責任を負わない旨の免責規定が置かれている。ただし管理業者又はその従業者等の故意又は重大な過失による場合には免責の対象とならない。1は誤り。免責は無限定ではなく、不可抗力や管理組合の指示に基づく場合など一定の場合に限られる。3は誤り。免責の可否は損害保険への加入の有無で左右される仕組みではない。4は誤り。免責の考え方は管理員業務に限定されるものではなく、管理事務全般について問題となりうる。免責が及ぶ範囲と、故意又は重過失の場合には免責されない点をあわせて理解しておく必要がある。