【問157】ITパスポート 練習問題|動画配信におけるストリーミング
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問7/25難易度B(標準)
問題文
社内研修の動画をWebで配信することになり、視聴者が再生を始めるまでの待ち時間を短くしたい。採用する配信方式の特徴として、最も適切なものはどれか。
- 1.受信したデータから順に再生していくため、ファイル全体の受信を待たずに視聴を始められる。
- 2.動画ファイルを視聴者の端末に完全に保存し終えてから、再生を開始する仕組みになっている。
- 3.通信回線の速度にかかわらず一定の画質で再生されるため、回線が細くても影響を受けずに済む。
- 4.配信側が動画を圧縮せずに送り出すので、同じ内容なら他の方式より通信量が少なくて済む。
解説
正解は1。ストリーミングは、受信したデータを順に再生しながら残りを受信し続ける配信方式で、ファイル全体の受信完了を待つ必要がないため、再生を始めるまでの待ち時間が短い。受信済みのデータは端末に一時的にためられ(バッファリング)、再生の途切れを防ぐ。原則として端末には保存されないので、著作物の配信にも向く。2は誤り。ファイル全体を保存してから再生するのはダウンロード方式の説明で、視聴開始まで待ち時間が生じる。3は誤り。回線が細いと再生が途切れやすいため、実際には回線の状況に応じて画質を自動的に切り替える工夫が併用される。4は誤り。動画は圧縮して配信するのが一般的であり、圧縮しなければ通信量はかえって増える。多数の視聴者へ安定して届けるために、配信元に代わって近くの拠点からデータを配るCDN(コンテンツ配信網)が使われる点も併せて押さえておきたい。