【問146】ITパスポート 練習問題|OSの役割とマルチタスク
コンピュータシステムとハードウェア 問16/20難易度A(易しい)
問題文
複数のアプリケーションを同時に動かせるマルチタスクを実現しているOS(基本ソフトウェア)の役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.表計算や文書作成など、利用者の目的に応じた個別の業務処理そのものを直接実行する。
- 2.機器の電子回路を設計し、CPUやメモリなどの部品の配置を決める作業を担う。
- 3.通信回線を流れるデータを暗号化し、盗聴による情報の漏えいを防ぐ働きをする。
- 4.ハードウェアや記憶領域を管理し、複数の応用ソフトウェアに資源を割り当てる。
解説
正解は4。OS(オペレーティングシステム、基本ソフトウェア)は、CPUの処理時間、主記憶の領域、入出力装置、ファイルといった資源を管理し、応用ソフトウェアからの求めに応じて割り当てる働きをもつ。マルチタスクは、CPUの処理時間を短い単位に区切って複数のプログラムに順番に割り当てることで、利用者から見て複数の処理が同時に進んでいるように見せる仕組みであり、この資源管理の働きによって成り立っている。1は誤り。個別の業務処理を行うのは応用ソフトウェア(アプリケーションソフトウェア)で、OSはその土台となる共通の機能を提供する側である。2は誤り。回路や部品配置の設計はハードウェアを作る側の作業で、ソフトウェアの役割ではない。3は誤り。通信の暗号化は個別の機能の一つにすぎず、OSの本質的な役割を説明したものではない。応用ソフトウェアとハードウェアの間に立って仲立ちをする、という位置づけを押さえておきたい。