【問133】ITパスポート 練習問題|キャッシュメモリと記憶階層
コンピュータシステムとハードウェア 問3/20難易度B(標準)
問題文
CPUと主記憶の間に置かれるキャッシュメモリの役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.主記憶より高速なメモリに、利用頻度の高いデータを保持して待ち時間を短縮する。
- 2.主記憶の容量が不足したときに、補助記憶装置の一部を主記憶の代わりに使えるようにする。
- 3.電源を切った後もデータを保持し、OSやアプリケーションを長期にわたって保存する。
- 4.起動時に必要な基本プログラムを書換え不可の形で記憶し、機器の初期化に使う。
解説
正解は1。CPUの処理速度に比べて主記憶の読み書きは遅いため、そのままではCPUが待たされて性能を発揮できない。そこで主記憶より高速で容量の小さいメモリをCPUの近くに置き、一度読み出したデータや繰り返し使うデータを保持しておくのがキャッシュメモリである。次に同じデータが必要になったときはキャッシュから読み出せるので、待ち時間が短くなる。記憶装置はレジスタ、キャッシュメモリ、主記憶、補助記憶の順に、高速で小容量なものから低速で大容量なものへと並んでおり、この構成を記憶階層と呼ぶ。2は誤り。補助記憶の一部を主記憶のように使う仕組みは仮想記憶である。3は誤り。電源を切っても内容が残り、長期保存に使うのは補助記憶装置である。4は誤り。書換えができない形で基本プログラムを記憶するのはROMの役割である。速度差を埋めるための置き場所であるという点が要点になる。