【問132】ITパスポート 練習問題|クロック周波数とマルチコア
コンピュータシステムとハードウェア 問2/20難易度B(標準)
問題文
CPUのクロック周波数とコア数に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.クロック周波数が同じであれば、CPUの種類が異なっても処理性能は等しくなる。
- 2.コア数を増やせば、1個のコアだけで動く処理の実行速度もその分だけ向上する。
- 3.マルチコアプロセッサは1個のCPUに演算の中核を複数もち、処理を並行して実行できる。
- 4.クロック周波数は1秒間に実行できる命令の個数をそのまま表す指標であり、単位にはバイトを用いる。
解説
正解は3。マルチコアプロセッサは、1個のCPUの中に演算処理の中核であるコアを複数もつ構造で、コアごとに別の処理を割り当てられるため、複数の処理を並行して進められる。コアが2個ならデュアルコア、4個ならクアッドコアと呼ぶ。1は誤り。クロック周波数はCPU内部の動作の歩調を決める信号の周期数で、単位はHz(ヘルツ)である。同じ周波数でも、1クロックで実行できる命令数や内部の構造が異なれば性能は変わるため、周波数だけで別種のCPUを比較することはできない。2は誤り。コアを増やしても、1個のコアで順番に進む処理はそのままで、同時に動かせる処理の数が増えるにすぎない。4は誤り。クロック周波数の単位はHzであり、バイトは記憶容量やデータ量を表す単位である。クロック周波数とコア数はどちらもCPUの性能に関わるが、意味する内容が別物である点が問われやすい。