【問120】ITパスポート 練習問題|分布の形とばらつきの指標
基礎理論とアルゴリズム 問10/20難易度B(標準)
問題文
多数のデータの分布を表す正規分布と、データのばらつきを表す指標に関する記述として、適切なものはどれか。
- 1.正規分布のグラフは、平均値の位置を頂点として左右で形が大きく異なる曲線になる
- 2.正規分布は平均値を中心とした左右対称の釣鐘形で、標準偏差が大きいほど広がる
- 3.標準偏差は、データの最大値と最小値の差をデータの個数で割って求める値である
- 4.標準偏差の値が0に近いほど、データが平均値から大きく離れて散らばっている
解説
正解は2。正規分布は、平均値を中心として左右対称の釣鐘形になる分布であり、身長や測定の誤差、工業製品の寸法など多くの現象で近い形が現れる。ばらつきの大きさは標準偏差で表し、標準偏差が大きいほど裾が横に広がった形になり、小さいほど平均値の近くに集まった細く高い形になる。1は誤り。正規分布は平均値を中心に左右対称であり、左右で形が大きく異なることはない。3は誤り。標準偏差は、各データと平均値との差を2乗して平均した分散の平方根であり、最大値と最小値の差から求めるものではない。4は誤り。標準偏差が0に近いほどデータは平均値の近くに集まる。品質管理では平均値だけでなくばらつきも併せて見ることが重要になる。