【問105】ITパスポート 練習問題|データセンタのファシリティマネジメント
サービスマネジメントとシステム監査 問9/14難易度B(標準)
問題文
データセンタのファシリティマネジメントとして、落雷などによる瞬間的な停電が起きてもサーバを安全に停止させるために導入する設備はどれか。
- 1.セキュリティゲートを設置し、許可された人だけが入退室できるようにする。
- 2.免震装置を設置し、地震の揺れが機器へ直接伝わらないようにする。
- 3.空調設備を増設し、サーバ室の温度と湿度を一定の範囲に保つようにする。
- 4.UPS(無停電電源装置)を設置し、停電の直後も一定時間は電力を供給する。
解説
正解は4。UPS(無停電電源装置)は蓄電池を内蔵し、停電や電圧の急変が起きても短い時間は接続機器へ電力を供給し続ける装置である。供給が続いている間にデータを保存して正規の手順でサーバを停止させたり、自家発電装置へ切り替えたりすることで、突然の電源断によるデータの破損を防げる。1は誤り。セキュリティゲートは許可されていない人の入退室を防ぐ物理的な対策であり、電源の問題には対応できない。2は誤り。免震装置は地震の揺れが建物や機器へ伝わるのを和らげる設備である。3は誤り。空調は機器が安定して動作する温度と湿度を保つ設備で、停電時の電力供給は担わない。ファシリティマネジメントは建物や設備を経営資源として最適な状態に維持する活動であり、電源、空調、耐震・免震、入退室管理をひとまとめに捉える視点が問われる。