【問91】ITパスポート 練習問題|日程短縮の二つの手法
プロジェクトマネジメント 問9/14難易度B(標準)
問題文
開発が遅れているプロジェクトで、設計の完了を待たずに一部の製造作業を前倒しして並行に開始し、期間の短縮を図ることにした。この手法を何と呼ぶか。
- 1.クラッシング
- 2.ファストトラッキング
- 3.スコープクリープ
- 4.コンティンジェンシープラン
解説
正解は2。ファストトラッキングは、本来なら順番に実施する作業の一部を重ね合わせ、先行作業の完了を待たずに後続作業を並行して始めることで全体の期間を短縮する手法である。要員を増やさずに済むので追加費用は生じにくい一方、前提が固まらないうちに後続を進めるため手戻りが起きるリスクは高まる。1のクラッシングは要員や設備を追加投入して個々の作業期間を縮める手法で、費用は増えるが手戻りのリスクは相対的に小さい。3は変更管理を経ないまま範囲が広がってしまう現象、4はリスクが現実になったときに備える対応計画であり、どちらも日程短縮の手法ではない。費用を投じて縮めるのか、作業を並行させて縮めるのかという違いで整理するとよい。