【問92】ITパスポート 練習問題|工数見積りの各技法
プロジェクトマネジメント 問10/14難易度B(標準)
問題文
ソフトウェア開発の工数見積りに用いるファンクションポイント法の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.WBSの最下位の作業ごとに工数を求め、それらを積み上げた合計を全体の工数とする
- 2.過去の類似案件の実績値を基準として、規模や期間の違いを補正して全体を見積もる
- 3.複数の有識者が独立に見積もった値を持ち寄り、意見をすり合わせて一つに収束させる
- 4.画面や帳票などの機能の数と難易度から規模を数値化し、その値を基に工数を求める
解説
正解は4。ファンクションポイント法は、画面や帳票、ファイル、外部とのやり取りといった利用者から見える機能の数を数え、それぞれの難易度で重み付けして開発規模を数値化し、その規模から工数や費用を見積もる方法である。プログラムの行数のように実装の仕方に左右されないため、要件が見え始めた段階でも客観的に比較しやすい。1はWBSの最下位の作業から積み上げるボトムアップ見積法、2は過去の類似案件を基準にする類推見積法の説明である。3は有識者の見積りを持ち寄って収束させるやり方であり、機能の量から規模を導く考え方ではない。それぞれの技法が何を出発点にするのかで整理すると混同しにくい。