【問85】ITパスポート 練習問題|憲章に記載する事項
プロジェクトマネジメント 問3/14難易度B(標準)
問題文
プロジェクトの立ち上げ時に作成するプロジェクト憲章の役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.目的と大まかな期間や予算を示し、プロジェクトマネージャの任命と権限を公式に認める
- 2.各作業の開始日と終了日を日単位で示し、進捗の遅れを日々把握するために用いる
- 3.完成した成果物が発注者の要求を満たしているかを検査し、その結果を記録して合否を判定する
- 4.作業を階層的に分解し、担当者を割り当てられる大きさの単位まで細かくして一覧にする
解説
正解は1。プロジェクト憲章は立ち上げの段階で作成され、プロジェクトの目的や達成すべき目標、大まかな期間と予算、主要な前提や制約を示す文書である。あわせてプロジェクトマネージャを任命し、その権限を組織として公式に承認する意味をもつため、これがなければ責任者は要員や予算を動かす根拠を欠くことになる。2はガントチャートによる日程管理、3は成果物の検査と受入れ、4はWBS(作業分解構成図)の説明であり、いずれも憲章の役割ではない。憲章は細かい作業計画を書き込む文書ではなく、プロジェクトの存在そのものと責任者の権限を正式に認める文書である点を押さえておきたい。