【問74】ITパスポート 練習問題|テストケースの設計技法
システム開発と開発管理技術 問4/12難易度B(標準)
問題文
テストケースを作る技法であるホワイトボックステストとブラックボックステストに関する記述として、適切なものはどれか。
- 1.ブラックボックステストでは、内部の分岐や命令をすべて実行できたかを基準にテストケースを作る。
- 2.ホワイトボックステストは、仕様書に示された入力と出力の対応だけを見てテストケースを作る。
- 3.ホワイトボックステストは内部構造に着目し、ブラックボックステストは入出力の関係に着目する。
- 4.どちらも利用者が実際の業務手順に沿って行うテストであり、開発者は実施に関与しない。
解説
正解は3。ホワイトボックステストはプログラムの内部構造に着目する技法で、命令や分岐をどれだけ実行できたかという網羅の度合いを手掛かりにテストケースを作る。ブラックボックステストは内部の作りを見ず、仕様上の入力と出力の関係だけに着目する技法で、同値分割や限界値分析が代表例である。1は誤り。分岐や命令の網羅を基準にするのはホワイトボックステストの考え方である。2は誤り。仕様書の入力と出力だけを見て作るのはブラックボックステストであり、二つの説明が入れ替わっている。4は誤り。利用者が業務手順に沿って行うのは運用テストの説明で、テストケースをどう設計するかという技法の区分とは別の話である。名称にある白と黒を、内部が見える立場か見えない立場かの比喩として結び付けると取り違えにくい。