【問72】ITパスポート 練習問題|外部設計と内部設計の役割分担
システム開発と開発管理技術 問2/12難易度B(標準)
問題文
システム設計を外部設計と内部設計に分けたときに、それぞれの工程で決める内容の説明として最も適切なものはどれか。
- 1.外部設計では、プログラムをモジュールに分割し、その内部の処理手順を細かく決める。
- 2.内部設計では、利用者が操作する画面や出力する帳票のレイアウトを最初に決める。
- 3.外部設計と内部設計は同じ作業を指しており、開発者による呼び方が違うだけである。
- 4.外部設計では利用者から見える画面や帳票を決め、内部設計ではその実現方法を決める。
解説
正解は4。外部設計は利用者から見える部分を決める工程で、画面や帳票のレイアウト、入出力するデータ、コード体系などを設計し、利用者と内容を合意する。これに対し内部設計は開発者から見た内部の作りを決める工程で、外部設計で決めた内容を実現するためのプログラムの分割やファイル、データベースの構造を設計する。1は誤り。モジュールへの分割と内部の処理手順の決定は内部設計以降で行う作業であり、外部設計の担当範囲ではない。2は誤り。画面や帳票のレイアウトは利用者と合意すべき事項なので外部設計で決める。3は誤り。両者は対象とする範囲が異なる別の工程であり、その前段には機能をハードウェア、ソフトウェア、手作業のどれで実現するかを割り振るシステム方式設計が置かれる。利用者と決めるのが外部設計、開発者が決めるのが内部設計という視点で整理すると迷いにくい。