【問71】ITパスポート 練習問題|システム開発工程と要件定義
システム開発と開発管理技術 問1/12難易度A(易しい)
問題文
システム開発を要件定義、システム設計、プログラミング、テスト、運用の順に進めるとき、要件定義で行う作業として最も適切なものはどれか。
- 1.プログラムをモジュールに分割し、モジュールごとの内部の処理手順を細かく決める。
- 2.利用者が何を実現したいのかを整理し、システムに求める機能や性能を明確にする。
- 3.作成したプログラムが仕様どおりに動作するかを、あらかじめ定めた項目に沿って確認する。
- 4.稼働中のシステムに生じた障害へ対応し、業務や環境の変化に合わせて改良を加える。
解説
正解は2。要件定義は開発の最初の工程であり、利用者や業務の側から見て新しいシステムに何が必要かを整理し、実現すべき機能、性能、制約条件をまとめる作業である。ここでの取りまとめが不十分だと、後の工程で大きな手戻りが生じる。1は誤り。モジュールへの分割や内部の処理手順の決定は、システム設計のうち開発者側の視点で行う内部設計の作業である。3は誤り。仕様どおりに動作するかを確かめるのはテスト工程の作業であり、要件定義でまとめた要件は、そのテストの合否を判断するよりどころになる。4は誤り。障害への対応や変化に合わせた改良は、システムを引き渡した後の運用と保守にあたる作業である。ITパスポートでは、各工程の名称とそこで作る成果物の対応、および工程が上流から下流へ流れる順序を押さえておきたい。