【問61】ITパスポート 練習問題|ハイブリッドクラウドとマルチクラウド
システム戦略とシステム企画 問11/20難易度C(難しい)
問題文
クラウドの利用形態のうち、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドの違いに関する説明として、適切なものはどれか。
- 1.マルチクラウドは、複数の事業者のクラウドを併用する形態である。
- 2.ハイブリッドクラウドは、同一事業者の複数地域を使う形態である。
- 3.マルチクラウドは、自社設備とクラウドを組み合わせる形態である。
- 4.ハイブリッドクラウドは、無償で使えるクラウドだけを指す形態である。
解説
正解は1。マルチクラウドは、複数のクラウド事業者のサービスを目的に応じて使い分けたり併用したりする形態である。それぞれの得意分野を生かせるほか、特定の事業者に依存して乗り換えが難しくなる状態を避け、一方の障害が全体に及ぶ影響も抑えられる。一方でハイブリッドクラウドは、自社で保有するオンプレミスの環境や社内向けのプライベートクラウドと、社外のパブリッククラウドを組み合わせて一体で使う形態を指す。2は誤り。同一の事業者の中で複数の地域を使うのは可用性を高めるための構成であり、この用語で表すものではない。3は誤り。自社設備とクラウドの組合せはハイブリッドクラウドの説明であり、マルチクラウドと取り違えている。4は誤り。費用の有無で分類する用語ではない。ITパスポートでは、組み合わせる相手が異なる事業者どうしなのか、自社環境と社外環境なのかで見分ける点が着眼点になる。