【問59】ITパスポート 練習問題|クラウドサービスの提供形態
システム戦略とシステム企画 問9/20難易度B(標準)
問題文
クラウドサービスをSaaS、PaaS、IaaSに分類したときの、それぞれが利用者に提供する範囲の説明として適切なものはどれか。
- 1.SaaSは、仮想的なサーバやストレージなどの基盤だけを提供する。
- 2.PaaSは、アプリケーションの開発と実行の環境を提供する。
- 3.IaaSは、完成した業務用ソフトウェアの機能を提供する。
- 4.SaaSもPaaSもIaaSも、利用者の構内に機器を設置して提供する。
解説
正解は2。PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)は、OSやデータベース、開発用の実行環境といったアプリケーションを動かすための土台を提供する形態で、利用者は自社のアプリケーションの開発と運用に専念でき、土台の管理は事業者が担う。1は誤り。仮想サーバやストレージなどの基盤だけを貸すのはIaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)であり、利用者はその上のOSやソフトウェアを自分で用意して管理する。3は誤り。完成した業務用ソフトウェアを利用者がそのまま使えるようにするのはSaaS(サービスとしてのソフトウェア)で、電子メールや会計、グループウェアなどが該当する。4は誤り。クラウドサービスは事業者側の設備をネットワーク経由で利用する形態であり、利用者の構内に機器を設置して自社で保有するのはオンプレミスである。ITパスポートでは、事業者と利用者のどちらがどこまで管理するかという境界の違いで三つを整理するとよい。