【問57】ITパスポート 練習問題|グループ会社の間接業務の集約
システム戦略とシステム企画 問7/20難易度B(標準)
問題文
大手メーカのC社は、国内の複数のグループ会社がそれぞれ抱えていた経理、給与計算、購買などの間接部門の業務を、新たに設立した一つの会社に集約して担当させることにした。この取組みを表す用語はどれか。
- 1.シェアードサービス
- 2.アウトソーシング
- 3.ワークシェアリング
- 4.BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)
解説
正解は1。シェアードサービスは、企業グループの各社に重複して存在していた経理、人事、総務などの間接業務を一か所に集め、グループ共通のサービスとして提供する仕組みである。集約先はシェアードサービスセンタと呼ばれる専門組織や子会社になることが多く、重複作業の排除、手続の標準化、コストの削減、専門性の蓄積といった効果が期待できる。2は誤り。アウトソーシングは自社の業務を外部の企業に委託することであり、グループ内に集約する本問の取組みとは主体が異なる。3は誤り。ワークシェアリングは一人当たりの労働時間を短縮して仕事を分け合い、雇用の維持や創出を図る雇用政策上の考え方である。4は誤り。BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は業務の一連の流れをまとめて外部の専門事業者に委託する形態で、これも社外への委託を前提とする。ITパスポートでは、集約先が社内かグループ内か社外かで区別する点が着眼点になる。