【問54】ITパスポート 練習問題|申請と承認の電子化
システム戦略とシステム企画 問4/20難易度A(易しい)
問題文
A社では経費精算や備品購入の申請書を紙で回覧しており、誰の手元で承認が止まっているのかが分からない。申請から決裁までの経路をあらかじめ定めて電子的に回付し、進捗も追跡できるようにしたい。導入する仕組みとして最も適切なものはどれか。
- 1.ERP(企業資源計画)パッケージ
- 2.SFA(営業支援システム)
- 3.ワークフローシステム
- 4.グループウェア
解説
正解は3。ワークフローシステムは、申請、承認、決裁という一連の手続の経路をあらかじめ定義しておき、書類を電子的に次の担当者へ回付する仕組みである。今どの担当者のところで処理が止まっているかを画面で確認でき、処理の履歴も記録として残るため、紙の回覧で起きがちな滞留や紛失を防げる。1は誤り。ERP(企業資源計画)パッケージは会計、販売、生産、人事などの基幹業務のデータを一元管理して経営資源の最適化を図るもので、承認経路の管理を目的とする仕組みではない。2は誤り。SFA(営業支援システム)は商談の進捗や顧客との接触履歴を共有して営業活動を支援するものである。4は誤り。グループウェアは電子メールやスケジュール共有など組織内の情報共有を広く支える製品群で、ワークフロー機能を備える製品もあるが、承認経路の定義と進捗管理そのものを指す用語ではない。ITパスポートでは、目的から適した仕組みを選ぶ形で問われる。